家庭でも出来る歯周病予防
漢方薬・東洋医学的アプローチ 腎虚型
中医学では、腎は精を蔵し、髄を生じ、骨を養い、歯は骨の余りで、骨髄はまた歯を養うとされています。
つまり、腎は老化とともに、力が弱まり、そのため白髪になったり、歯が抜けたり、冷えたりと若いときには感じないような老化現象が起こるのです。
また、老化や久病などによって腎精を消耗し、歯槽骨(歯を支えている骨)に十分な栄養を与えなくなり、歯がぐらぐらしたりする症状が現れたりすると言われています。
【症状】
- 歯の動揺、脱落、それら伴う足腰の脱力感や痛み、手足のほてり、口腔内や咽喉の乾燥感、のぼせなどの症状
【処方】
- 六味地黄丸(手足のほてり、口腔内や咽喉の乾燥感、のぼせ等)
- 六味地黄丸+立效散(痛みを伴う場合)
- 六味地黄丸+立效散または麻黄附子細辛湯(痛みを伴う場合) など