知って得する歯の健康雑学
たばこと歯周病
日本たばこ産業が「全国たばこ喫煙者率調査」を実施したところ、年々喫煙者数は減少しているそうです。その理由として、
- 健康に対する意識の高まり
- 喫煙に関する規制の強化
をあげています。
その一方でやめようと思ってもやめられずにいる方もいます。
今回はそんな「たばこ」と25歳以上のおよそ80%がかかっていると言われる歯周病について考えました。
たばこ三大害
(1)ニコチン
血流を悪化させるため十分な栄養がいきわたらない。唾液がへり、歯石がつきやすくなる。
(2)タール
発がん性物質。
(3)一酸化炭素
お口の中が酸素不足になる。
喫煙者は非喫煙者より、
- 歯肉の老化が10~20年早い
- 歯周病になる確率が3倍高い
- 骨の喪失が2倍早い
と言われています。
子供への影響
親のたばこの煙を子供が吸うと、子供の虫歯になる危険が2倍に高まるそうです。
禁煙のススメ
たばこをやめたからといって歯周病が自然に治るわけではありません。
たばこをやめ、正しいプラークコントロールが必要です。
しかし、禁煙することで治癒能力は回復します。