知って得する歯の健康雑学
知覚過敏
虫歯は見当たらないのに冷たいものがしみたり、歯ブラシがあたると「ピリッ」と痛かったりする場合は、知覚過敏の可能性があります。
当院でも秋頃から冬にかけ、水道水が冷たくなるこの時期、知覚過敏の症状を訴える患者様が多くなります。
ということで、今回のテーマを知覚過敏にしました。
知覚過敏原因チェック
原因
※必ずしもこれが原因とは限りません
- ブラッシングに問題が...
歯磨きを毎日丁寧に行うあまり、やりすぎてしまったり、ついつい力が入ってしまっているかもしれません。
歯と歯ぐきの境目がけずれてしまうことがあります。 - 歯の根元が露出
歯周病や歯肉炎で歯ぐきが下がることにより、根本が露出してしまいしみることがあります。 - 歯がすり減る・われる
かみ合わせが強くあたりすぎていると、歯の噛む面がすり減ってしまいます。
その他歯ぎしりでも歯が摩耗してしまい、それが原因でしみることがあります。
力仕事やスポーツで歯をくいしばることが多いと歯がわれてしまい、しみることもあります。
治療法
- ☆ 正しいブラッシングを確認
- ☆ 知覚過敏用歯磨き剤を使用
- ☆ フッ素塗布
- ☆ 歯科材料で痛みのある部分をカバー
- ☆ 痛みのある部分へのレーザー照射 など
症状の程度によって治療法は異なります。
担当Drにご相談下さい。
お勧めする知覚過敏予防歯磨剤「デンタルジェルセンシティブ」
研磨剤無配合、低発泡性のジェルタイプの歯磨き剤なので、電動歯ブラシでもお使い頂けます。
知覚鈍麻剤入り。
受付にて販売中(税込730円)
知覚過敏に効く成分
市販の歯磨き粉の裏に書かれている成分。
正直、カタカナばかりでさっぱり...という人も多いと思います。
今回は知覚過敏に効く成分をご紹介します。
知覚鈍麻効果・・・硝酸カリウム
外部からの刺激を遮断・・・乳酸アルミニウム
さらに、歯周病からくる知覚過敏には歯周炎に効果のある薬剤もプラスで入っていると効果的です。
歯周病に効く歯磨き粉の成分は次回にご紹介します。