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知って得する歯の健康雑学

歯周ポケット検査とは?

歯周病は自覚できるような初期症状がなく、静かに進行していくことから、サイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)とも言われています。
しかしながら、歯周病は歯を失う原因になるだけでなく、全身疾患の発症リスクや進行にも影響していて、認知症とも関係していることがわかっています。
お口の健康のため、そして全身の健康、健康寿命の延伸のために、歯周病をしっかり予防すること、定期的な検査で早期治療につなげることが大切です。

歯周ポケット検査とは?

歯周ポケット検査とは、その名の通り歯周ポケットの深さを調べる検査です。歯周ポケットは、歯と歯ぐき(歯肉)の間にある歯肉溝という“ミゾ”のことですが、歯周病が進行するほど歯周ポケットが深くなります。
プローブというメモリのついた器具を歯周ポケットに挿入し、深さを測定します。

歯周ポケット

歯周ポケットの深さでわかること

歯周ポケット検査では、歯周ポケットの深さや出血の有無を確認し、歯周病の進行を確認します。一般的に、歯周ポケットの深さが4~5mmで初期の歯周病、6mm以上で重度の進行した歯周病と診断されます。

歯周ポケットの深さ

定期的な検査が大切です

「痛くないから大丈夫」という自己判断は危険です。症状が出る頃には、歯周病は進行しているため、症状が出ていないうちに検査をし、適切な予防・治療につなげることが大切です。
歯周病の有病率は、年齢とともに高くなりますが、年齢に関係なく誰もが注意しなければならない病気です。「しばらく検査をしていない」という方、お気軽にご相談ください。