知って得する歯の健康雑学
インプラントが骨と結合する理由
天然の歯は、骨と歯根で結びついているため、グラついたり抜けたりすることはありません。それでは、インプラントはどのように骨と結合しているのでしょうか。
インプラントの素材「チタン」
インプラントは、「フィクスチャー」と呼ばれる人工の歯根を埋め込んで、新たな歯を作る治療法です。チタン製のインプラントを使用することで、骨と強く結合し、グラグラしたり外れたりせず、しっかり固定されるようになります。
チタンは生体親和性が高く、長期的に安定した素材であり、骨と直接結合する特徴があります。骨とチタンが結合する現象を「オッセオインテグレーション」と呼び、インプラント治療における「治癒期間」とは、インプラントと骨が結合し、完全に固定されるまでの期間を言います。

インプラントの種類
「インプラント」と一言でいっても、たくさんの種類があり、太さや形状も異なります。骨と結合する面が大きくなるようなスクリュー型になっていて、咀嚼による力を分散させる構造になっているほか、表面処理や力学的な設計等、とても考えられたデザインとなっています。
インプラント治療をご検討中の方、入れ歯でお困りの方、お気軽に当院へご相談ください。