知って得する歯の健康雑学
口腔ケアで感染リスクが9割減?
PRESIDENT(2020年5月15日号)の「コロナに負けない!免疫力&歯磨き入門」という特集をご覧になられた方もいると思います。
うがい、手洗い、マスクの着用!
これらはとっても大切ですが、口腔内をキレイにしておくことでインフルエンザ発症率(ウイルス感染率)が89.8%減という結果が出たそうです。
歯周病菌は歯周病の原因になるだけでなくウイルスが粘膜に侵入することを助ける酵素を出すことがわかっています。
つまり、口腔内の衛生状態が悪い人はウイルスに感染しやすいということになります。
インフルエンザが流行する冬季6ヶ月にわたり歯科衛生士によるメンテナンスを受けた人と受けなかった人との間でその時期のインフルエンザ発症率が10倍も違ったそうです。
ご家庭でのブラッシングに加え歯科医院での口腔ケアで、ご自身では行き届かない部分のお掃除や、ブラッシング指導を受けることで感染リスクを減らすことができる!というわけです。